こんにちは。シュウです。
先日、最新の「iPad Air(M4搭載・2026年モデル)」を購入した。これまで2世代前の「iPad Air(M2搭載・2024年モデル)」を愛用してきたが、ここに来て買い替えた。
私のiPadの主な用途は、仕事におけるメモ取りと勉強での活用。
ノートアプリの決定版「Goodnotes 6」を毎日欠かさず利用している。
結論、「ノートとしての用途やブラウジング、軽作業なら、M2モデルの性能で何ら不満はなかった」。
では、なぜあえて最新のM4モデルへと乗り換えたのか。
その裏側にあるスペック進化と、買い替え術を、AnTuTuベンチマークの実測データを交えて紹介したい。
外観の変更はほぼなし。中身(スペック)は向上

左がM2モデル、右が今回導入したM4モデルだ。 一見して分かる通り、筐体デザインの仕様に大きな変更はない。11インチのサイズ感もそのままである。
しかし、そのスペックは大きく進化している。今回、私が乗り換えを決意した最大の理由は、M4チップの刷新というだけではない。価格据え置きでメモリ(RAM)が8GBから12GBへ、1.5倍も増量されたことなんだ。
昨今、半導体やメモリ価格が高騰している中で大容量化して価格はそのままというのは、非常に魅力的なアップデートだった。
正直なところ、筆者の現在の使い方では、M2のメモリ8GBでも不満はなかった。
しかし、Appleが進めている生成AI機能「Apple Intelligence(テキスト校正や要約など)」は、端末内でのローカル処理が中心となるため、メモリ容量がパフォーマンスに直結する。だから、価格据え置きでメモリが増量された今回のタイミングは買いだと判断した。
さらに、通信規格は最新の「Wi-Fi 7」に対応した

M4モデルのスペックにおけるもう一つのトピックとして、新たに最新の通信規格である「Wi-Fi 7」に対応した点が挙げられる。
しかし、これについては恩恵を受けられる人はまだ少ないだろう。
まず、Wi-Fi 7に対応したルーターは現状まだ他ルーターと比較して高額。
また、大元のインターネット回線「1Gbps」が一般的で、そのままでは、Wi-Fi 7の圧倒的な通信速度のポテンシャルを使い切ることはできない。フルに恩恵を受けるためには、10Gbpsなどのより高速な回線契約が必要になってくる。
そのため、「現状の1Gbps回線とWi-Fi 6環境での通信速度に全く不満がない」という人にとっては、このWi-Fi 7対応はそこまで大きな買い替えの魅力(動機)にはならないだろう。
一方で、とにかく通信速度や遅延のなさにこだわりたい方や、今後、自宅の回線やルーターを最新の高速環境へアップデートする予定がある方にとっては、端末側がすでに対応しているというのは魅力的なポイントとなるはずだ。
ベンチマーク比較【AnTuTu】
ここまでのスペック向上の話を踏まえて、実際のパワーの差を計測値で確認する。
定番のベンチマークアプリ「AnTuTu」を使って、新旧2台のスコアを計測した。
iPad Air 2024(M2モデル)の実測スコア
- 総合スコア:2,466,340


iPad Air 2026(M4モデル)の実測スコア
- 総合スコア:3,039,738


M4モデルは総合スコアで約300万点を叩き出した。M2モデルと比較して約57万点のアップ(約23%の性能向上)となる。
特に注目したいのは、CPUとGPU(グラフィック)処理能力の明確な向上だ。
これだけのスコア差があれば、動画編集や、イラスト制作など、負荷のかかる作業において違いをはっきり実感できるはず。
とはいえ、総合スコア240万点超えのM2モデルが「遅い」わけでは決してない。むしろ、ブラウジングや動画視聴、標準的なノートアプリの使用においては、どちらも体感できる差はほぼないと言っていい。
このスコア差を「さらなる時短やクリエイティブ作業の快適さ」と捉えるか、「自分にはオーバースペック」と捉えるかが、買い替えを判断する一つの基準になるだろう。
まとめ
M2にステイしても問題ない人
結論として、「M2で十分」という言葉通り、日常的なウェブブラウジング、動画視聴などの軽作業がメインであれば、M2モデルは今後数年間も問題なく第一線で活躍できるはずだ。
総合スコア240万点超えという性能は、一般的なタブレット用途においてはすでに超高性能で、現行のパフォーマンスにストレスを感じていない人は多いはずだ。
「新しい機能(AIやWi-Fi 7)はまだ自分には必要ない」「今は追加の投資を避けたい」という人は、無理に買い替えずM2ステイでよいと言える。
M4へ買い替えるべき人(戦略的アップデート)
一方で、M4モデルへの移行が最適となるのは次のような人だ。
- 資産価値の入れ替えを重視する人: 手元のM2モデルが高い需要を保ち、高値で売却できる今のうちに手放すことで、少ない実質負担額で最新スペック環境を手に入れたい人。
- 数年先を見据えた「土台作り」をしたい人: 今後本格化する「Apple Intelligence」などのAIローカル処理や、数年後のOSアップデートを見据え、価格据え置きで増量された「12GBのメモリ」という余裕を持っておきたい人。
- 通信環境のボトルネックをなくしたい人: 現状は1Gbps回線であっても、将来的な10Gbps回線やWi-Fi 7ルーターへの移行を視野に入れており、端末側をあらかじめ最新規格に対応させておきたい人。
まとめ
今回のiPad Air M4(2026)への乗り換えは、今の性能に不満があったからではなく、価格据え置きで増量されたメモリなどの最新スペックを体験したかったという意味合いだった。
Apple製品は中古市場でのリセールバリューが極めて高いため、こうした売却前提でのアップデートがしやすいのも大きな魅力。単なる消費ではなく、快適さを先取りするための投資と考えれば、納得のいく買い物になるはずだ。
自身の普段の用途と、手元の端末の売却価格を天秤にかけ、ぜひご自身の環境にとって合理的な選択を検討してほしい。
下記の記事でApple製品を安く買う方法を紹介しているので、購入予定の方はチェックしてみて。


